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【万能な豚もも肉】

こんにちは千葉県佐倉市のお肉の鳥羽ミートです。
豚肉は私たちの食生活の中でいろいろな料理にも使われ、また、加工品としてハム、ソーセージ・ウィンナーやシュウマイ・餃子等多くの加工品の中でも利用されている最もポピュラーなお肉といっても過言ではないと思います。
お肉の部位別特徴を理解して料理用途に応じて購入するのがおいしい豚肉料理を楽しめるコツ。


【万能な豚もも肉】
豚肉も牛肉と同じように肩セット・ロースセット・バラ・ももセットと4分割にされて流通しているのが主流です。
半身・一頭仕入れもあります。当店では一頭毎の仕入れ+4分割セットあるいは単品仕入れ(肩ロース単品・ロース・バラなど)で数量を調整しています。
もも肉は半身ももセットで7㌔前後の重量構成になります。牛肉と同じように分割すると内もも・しんたま・外もも・らんいちとなりますが、牛肉と違って重量が大きくないためらんいちと外ももは分割せずスライスに使われているのが主流と思います。このらんいちとそとももの呼び名は“くのじ”と呼ばれています。ひらがなの“く”に似ているからでしょう。
内もも・しんたまは特に脂身が少なく、赤身が多い部位です。
キメが細かいことも特徴的です。また、ヒレに次いで2番目に、ビタミンB1を多く含んでいます。ちなみに「しんたま」とは、豚の大腿骨(だいたいこつ)のまわりにある肉のことです。球状のかたまりで、疲労回復に役立つタンパク質や鉄分などがたくさん含まれています。肉の色が薄ければ薄いほど、柔らかくなります。しんたまはソテー、網焼き、ロースト、一口カツ、カレー、シチュー、また、ももの端材は挽肉料理などに向いています。ボンレスハムはもも肉で作っています。このように、もも肉はあらゆる用途にも使える万能な部位といえると思います。
写真は左側がくのじ(らん・なかにく)で右上がうちもも、右下がしんたまになります。


▲千葉県佐倉 鳥羽ミート

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