牛肉の豆知識 · 2018/11/29

ご紹介するのは「三角バラのバラ先」

こんにちは千葉県佐倉市のお肉の鳥羽ミートです。
肩バラ＝ブリスケ+三角バラで大きく分けると構成されています。
肩バラはバラ肉と同じで非常に脂が多く商品化するまで整形すると約半分の重量になってしまいます。業界用語で「歩留まりが悪い」ということです。
三角バラは上カルビの焼肉用として販売され、焼肉屋さんでも定番メニューであり、焼肉用としてポピュラーな部位になります。

本日ご紹介するのは「三角バラのバラ先」です。
三角バラのカットは一般的にはノーマルで流通するのが基本ですが、お店の仕様によりパッカーの皆さんも工夫されています。当店でも三角バラは台形（バラ先をカット）で納品していただいてます。一部ノーマルで入ってくる場合もあります。ちなみに写真のノーマルカットは松阪牛です。
バラ先は用途としては小間材に使われる場合が多く、価値観からは低い場所になります。
バラ山は上質なものは「なかおちカルビ」として販売する時もありますが、バラ先の曲がった辺りはスジも多く焼肉には向きません。