牛肉の豆知識 · 2019/01/12

とちぎ霧降高原牛B-4 サーロインステーキ

こんにちは千葉県佐倉市のお肉の鳥羽ミートです。
来週の月曜日は成人の日！お天気が気になりますが、概ね晴れの予報。
平成最後の成人式になりますが、今年迎える人は平成10年生まれの皆さん！おめでとうございます。
いつの時代も同じように、今年も居酒屋さんなどは成人式を迎えた人たちの若者で溢れていることでしょう。
ご家庭でご家族とお祝いをされる方もいらっしゃるでしょう。

本日ご紹介するのは「とちぎ霧降高原牛B-4 サーロインステーキ」です。
牛肉の規格は規格が1から５までの規格とは別にA、B、Cという附番が付きます。この附番は主に歩留まり率を元に決められているもので、1から５については肉質やマーブリング（霜降りの数値化したもの）等によって区別されていきます。
B-4 という規格は枝肉から正肉にするときに歩留まりがAクラスよりも低い（具体的数値では72％以下）がB扱いになりますが、肉質やマーブリングにおいては良好であるものになります。

小売店での牛肉販売額から言えば、交雑牛の占める割合は大きく、牛肉消費の主流といっても過言ではないかと。
交雑牛は乳牛の雌のお腹を使って、黒毛和牛の雄の精子を交配させて生まれてきた子牛をいい、DNA は和牛を併せ持っているので、中には素晴らしい交雑牛が出てくる時もあります。もちろん、生産者の努力があってのことですが・・・。

とちぎ霧降高原牛は交雑種としての銘柄牛になります。
写真のサーロインは4番クラスの交雑牛ですが、色合い、脂質、サシの入り具合等みると黒毛和牛と比較しても見劣りしない程で、経験上この牛は味も大変良いと思います。黒毛和牛と比べると脂っこさが少ない分食べやすいのでは。