牛肉の豆知識 · 2020/10/17

中バラで作るすき焼き用のトリミング

こんにちは千葉県佐倉市のお肉の鳥羽ミートです。

一日中冷たい雨で12月の気温となった当地域、まだ寒さになれてない方も多いかと。

本日ご紹介するのは「中バラで作るすき焼き用のトリミング」です。

ここにきて急に寒くなり暖かメニューがメインとなってきました。

当店では”すき焼き用”も黒毛和牛・松阪牛をはじめ交雑牛も5種類（リブロース肉・肩ロース肉・もも肉・バラ肉・お徳用肩ロース肉）取り揃え対応しています。

中でも”バラ肉すき焼き用”が好調で品切れ状態（通常バラ肉のすき焼き用は縦バラ肉を使用）の時もあり、この週末は急きょ”中バラ肉”で作るすき焼き用を提供。

本来中バラ肉は手切りでなかおちカルビ・網焼きカルビ等焼肉商材として使ってますが、スライスが好調の為、一部ですがすき焼き用で提供することに。

中バラ肉は3種類の肉繊維で構成され、その繊維と繊維の間には脂が噛んでいます。
この脂をトリミング（適度な脂に整える）して提供しないと「脂を買っているようなもの」とお客様は嫌がります。
そこで脂が多い中バラ肉ですが”必要な脂量”を残して、余分な脂は除去しています。

適度な脂とバラ肉の肉質を知っている方は赤身系よりもバラ肉を購入されています。